自閉スペクトラム症にまつわるエトセトラ

自閉スペクトラム症についての障害特性や支援に関する情報を発信していきます

ASDの障害特性一覧と解説

 

こちらは非常に重要な項目となります。

 

ASDと言っていますが、発達障害全般的なことですし、強いて言うなら一般の定型発達の方にも、あてはまります。それら特性が強いか弱いか、それだけのことです。

大事なのは、これらの特性を把握し、そして、どのように対処していくのが重要となります。

 

早速いきましょ

 

1.受容コミュニケーションの特性

相手からの情報を理解することの困難さ。

情報を具体的に字義どおりに解釈してしまう。言語指示がわからない。言葉通りに解釈して裏の意味を取れない。

相手からの情報をうまくキャッチできない。

 

2.表出コミュニケーションの特性

自発的なコミュニケーションが少ない、難しい。

一方的なコミュニケーション。

整理しない内容を話す。

エコラリア(おうむ返し)。

パニックや自傷他害により自分の気持ちを伝える。

相手に気持ちを伝えるということです。

 

3.社会性・対人関係の特性

社交上の合図の読み取りの困難さ。

その場の状況をつかんで、瞬時に相手の気持ち、人間関係をつかむことの困難さ。

ジョイントアテンション、アイコンタクト、セオリオブマインド、メタ認知の困難さ

(後で解説記事だします)

 

4.転導性・衝動性・注意注目の特性

興味関心が激しく移り変わる。

様々な刺激に影響を受けて、次から次に突き動かされた行動。

注目できなかったり、注目しすぎたり。

切り替えの困難さ。

 

5.時間の整理統合の特性

自分で計画を立て遂行することが困難。

予定の見通しが持てない。

時間の変更への対応が困難。

 

6.空間の整理統合の特性

空間を計画的に整理して活用することの困難さ。

物や材料を整しながら活動をすすめることの困難さ。

場所を多目的に使うことの混乱。

 

7.変化の対応の特性

場所、物、人、予定、習慣になっているものの変化に対して不安や抵抗を示す。

予定や状況の変更の困難さ。

ルーティンを維持する。

 

8.関係性の理解の特性

関係づけしすぎたり、関係づけできなかったり

意味の理解が難しかったり、意味を限定的に理解したり、間違って解釈する。

字義どおりな解釈。

 

9.般化の特性

1つの場所で学んだスキルを他で応用することが難しい。

家でできていることが学校ではできない、など。

 

10.記憶の維持の特性

一時的に記憶したことの記憶の維持が困難。

自分がとっている行動を持続的に記憶できない。

 

11.長期記憶の特性

一度覚えたことの記憶が消えない。忘れない特性。

 

12.感覚の特異性

感覚刺激に対する違いをもつ

感覚が敏感だったり鈍感だったりする

 

13.微細運動・粗大運動の困難さ

脳での情報の特性による運動面での影響。不器用さ、目と手の供応の困難さ。体全体を使った行動、道具を使った行動の困難さ。

 

 

以上が障害特性の解説となります。

特性ごとの具体的な解説についてはのちほど。

 

重要な部分です。ぜひとも共有やブックマークなどして、いつでも見返せるようにしてください。