自閉スペクトラム症にまつわるエトセトラ

自閉スペクトラム症についての障害特性や支援に関する情報を発信していきます

共同注意 ジョイントアテンション

 

共同注意 ジョイントアテンションという言葉があります。どちらも同じ意味です。私はジョイントアテンションと言っておりますので、そちらを使います。

 

 

小さい子どもが自閉スペクトラム症の特性が出ているかどうか判断する1つの基準として、ジョイントアテンションが見られるかどうかというのがあります。

 

例えば、目の前にカッコいい電車が通った。

見てみてと言わんばかりに、両親に伝えようとそれを指差す。

このように、他者と同一の物に注意や関心を向けるという動作をジョイントアテンションといいます。

 

ジョイントアテンションに関連して、アイコンタクトという言葉があります。これはわかりますよね。

あとは、微笑みの交換といったことも関連しますが、自閉スペクトラム症の人は、このジョイントアテンションが見られにくいというのがあります。

 

 

反射的なジョイントアテンションの研究について、触れていきます。

子どもは、目の前いる母親が、ふと視線を別の方向にそらすと、子どもも自動的に反射的にそちらに自分の視線を移すといったような、このような現象を反射的なジョイントアテンションといいます。

 

そして、視線をそらす前に、ただ単に横にそらすのではなく、目と目を合わせた状態からパッと視線を移すと、一般の子どもと自閉スペクトラム症の子どもには反応が変わります。自閉スペクトラム症の子どもは反応が薄くなるのです。

 

 

脳の中に扁桃体という物があります。

これは、人間の情緒や情動の働きに、深く結びついた機能を持っていますが、自閉スペクトラム症の人は扁桃体が影響して、反射的なジョイントアテンションに影響しているようです。

 

 

つまり、自閉スペクトラム症の人は、相手の表情の意味を読み取る機能が乏しいですが、少なくとも扁桃体の機能不全であることが影響されているということです。

 

ちょっと難しいですね。機会があればもう一度解説していければと思います。