自閉スペクトラム症にまつわるエトセトラ

自閉スペクトラム症(ASD)についての障害特性や支援に関する情報を発信していきます

実行機能の困難さ

 

ここからは、自閉スペクトラム症の病的理解と障害特性について書いていきます

 

脳の中の前頭前野について触れていきます。

日常生活の様々な場面で、なにかの行動を取る時に、過去に経験をした脳の中の情報にアクセスをします。そして、取り出された情報を整理しながら、

必要、不要なものを選び、必要なものを残して並べる。という、役割を果たしているのが前頭前野という脳の機能があります。

 

私たちは、この前頭前野が働き、今までの経験を活用し、その場にふさわしい行動を取ることができます。

 

この前頭前野が働く一連の流れを実行機能といいます。少し簡単に書いてしまいましたが、、、

 

 

自閉スペクトラム症の方は実行機能の困難さという特性を強く持っている人もいます。

本人のその場にふさわしくない発言や行動があったとして、ただ単に空気が読めないとか、できない子とか思うのではなく、

前頭前野がうまく働かず、臨機応変に対応できず、結果として望ましくない行動を起こしてしまう、これが、実行機能の困難さということです。

 

こういった脳の働きがあるというのも覚えといていいかもしれませんね。