自閉スペクトラム症にまつわるエトセトラ

自閉スペクトラム症についての障害特性や支援に関する情報を発信していきます

TEACCHプログラム

水が好きすぎるなら〇〇してみよう

ASDのお子さんで水が好きすぎて、よく親や先生に怒られるというケースがあります 水は難しいもので、手を洗うときに水をだすのは、はむしろ褒められる事ですが、休み時間などに水を思いっきり出して床を濡らすのは怒られ、ただ単に水を出すと言う行動1つとっ…

放課後等デイサービスを見学するポイント

皆さんの住んでいる所では、福祉サービスの選択先はどのくらいありますでしょうか。 人によっては、たくさんありすぎて迷ってしまうという方もいると思います 福祉サービスと言いますが、今回は放課後等デイサービスの話になります。放課後等デイサービスは…

カームダウンエリアを作るだけでは、何も解決しない

カームダウンエリアと言うのはご存知でしょうか? カームダウンというのは、つまり「休憩」ということです。 よく挙げられるのが、教室の片隅に段ボールの囲いがあって、中にはクッションがあって、何かパニックが起きた際にそこに入ってもらう。という事例…

氷山モデルの考え方について

前回の記事で、氷山モデルについての説明をしました。 これは、1つの問題行動について、氷山のように水面下で隠れている要因を考えていくという考え方です ちょっとややこしいですが、この「氷山モデルという考え方」についての考え方を書いていきます まず…

氷山モデルで考える

氷山モデルと言う言葉をご存知でしょうか 日常でASDのお子さんで様々な行動に対する課題があります その行動面に対する課題について、どのように考えていくのか日々悩む方も多いと思います。 そこで1つの考え方として氷山モデルと言うものがあります。 これ…

ファミレスのガチャガチャに強く注目した場合にはどうすればよいか?

ASDのお子さんと一緒にファミレスは行きますでしょうか? ファミレスの入り口によくガチャガチャが設置されていますよね。 ASDのお子さんでも定型発達のお子さんでも、かなり魅力的なものだと思います。 今回は、そのガチャガチャについて強く注目した対応等…

服薬することは善か悪か

タイトルを少しかっこつけてしまいました 別に善か悪かと考える必要はなく、薬とどう向き合っていけば良いかについて考えていくという内容になります。 ASDまたはADHD等の診断されている方たちは薬を処方されている方も少なからずいます。 今回の薬の内容は…

癇癪が頻繁に起こるケースについて②

前回の続きです。 前回の記事↓ https://www.aroeasd.work/entry/2019/09/26/154054 前回の記事で、 今回の癇癪を起こしたケースの場合、要求の行動が癇癪という形になって表出されていますよ。 っと書かせていただきました。 では、長く定着してしまった要求…

問題行動をなくす、という考えでは失敗しやすい

あろえです ASDのお子さんで問題行動が起こり、まず考えることは 「どうしたら、問題行動をなくせるのか?」 ではないでしょうか? しかし、その考えも必要ではありますが、ASDのお子さんと関わるうえで、もっと大事な考え方があります。 それは、望ましい行…

多動のお子さんとの関わり方

私の事業所でも、多動で注意散漫、1対1の支援が必要なお子さんがいます。 おそらく、このような特性の強いお子さんは、たくさんいると思いますし、支援としても難しさがあるのではないでしょうか? 周りの状況にも関係なく、走り回る、様々な物に興味があっ…

トイレの機械がきっかけとなって、排尿が困難となるケースについての分析

あろえです。 今回は読者さんの実際のASDのお子さんの日常での例を見ながら、障害の特性についての考察等をしていきたいと思います。 研究に基づいた個人の意見となりますので、正解や不正解を求めるものではありませんが、こういった情報をきっかけに、より…

頭の中で時間配分できますか?

前回の記事では、構造化について触れました。 構造化というのは、3つに分けられるというのを把握してください。 物理的構造化 時間の構造化 活動の構造化 というのがあります。 その中で時間の構造化というものについて見ていきます。 自閉スペクトラム症の…

自閉スペクトラム症やADHDで服薬している方へ

薬を飲んでいる方、たくさんいると思います。 そして、薬との向き合い方は非常に難しいと思います。 それはなぜか? 家庭領域と医療の領域、子どもであれば、学校の領域、そして私のような福祉的な領域の複数が絡まるからです。そもそもとして、それぞれの領…

TEACCHの原理⑥

⑥療育はあくまでも個別化の概念のもとに行われること についての解説です。 自閉スペクトラム症というのは、障害特性というのがいくつかあります。そして、自閉スペクトラム症のお子さんによって、色濃く見られる特性はそれぞれ異なります。 そういった背景…

TEACCHの原理②

あろえです TEACCHの原理②は ②療育は両親(家族)と専門家が親密な協力関係で実施すること でしたね。 1960年代の中ごろ、アメリカのショプラー教授などの、TEACCHプログラム創始者は、 当時、自閉症の原因は精神論だー、的な主張が多かったアメリカで、すで…

TEACCHの原理①

あろえです TEACCHの原理①は、 ①自閉症の障害の本質は中枢神経系を含む器質的な問題であり、それが彼らの見る世界や状況の見通しに混乱や影響を及ぼしていること でした。 よく、育て方が悪いからこうなった と、言う人が周りにいると思います。 自閉スペク…

TEACCHプログラムの6つの原理

あろえです。 初回はTEACCHプログラムの本を参考に書いていきます。 分からない方も多いかもしれませんが、何回も読み返し、そして皆さんでも色々調べ、知識を深めていってください。 さて、TEACCHとは何か? 自閉スペクトラム症の人の生活ができるだけ自立…