自閉スペクトラム症にまつわるエトセトラ

自閉スペクトラム症(ASD)についての障害特性や支援に関する情報を発信していきます

応用行動分析学

注意の仕方を意識するだけでも行動は変化する

家庭や学校、福祉事業所の中で、子どもに注意する場面というのはあると思います。 例えば、教室に置いてあった教師用のオフィスチェアがあったとします。 休み時間に、そのオフィスチェアに子どもが乗って滑りながら遊んでいました。 そのような行動は当然望…

自傷行為について考える

あろえです 今回は自傷行為について考えていきたいと思いますASDのお子さんで自傷行為するお子さんはたくさんいらっしゃいます。そして、様々な行動をみせています 爪を噛んだり、かさぶたを剥がしたり、頭を叩いたり、頬を叩いたりなど、、、 そうした行動…

「無視をする」という対応をしてはいけない。

困った行動が起きた時に対処するための支援の一つの方法として、「無視をしましょう」という対応があります。 私は、「無視をする」という対応に大きく反対しております。 それはなぜか?結論から先にいいますと、 「無視をする」という対応を取ることで、消…

相談を受け付けております

あろえです ASD、ADHDに関わるご家族、友人や関係者、当事者の方など、日常の困り事はありませんか? 私のブログでは、ASDにまつわる知識等を発信していますが、実際に関わる上で知識だけではなくABAに基づいた対応やTEACCHプログラムの考え方、構造化のアイ…

ASDの方、絆創膏貼れますか?絆創膏を剥がす4つの要因と対応について

ASD当事者の方、お子さんがASDの方、少々怪我をして絆創膏を使用する機会があると思います。 あ、地方によって言い方違うと思いますが、絆創膏に統一しますね。 私の事業所の利用児童さんでも、絆創膏を貼るとすぐに剥がしてしまうお子さんがほとんどであり…

癇癪が頻繁に起こるケースについて③

① https://www.aroeasd.work/entry/2019/09/26/154054 ② https://www.aroeasd.work/entry/2019/09/26/163923 今回が③となります。 前回は、適切な要求場面を教えるという記事でした。 その他、どのような方法があるでしょうか? ママさんの対応の1つに無視…

癇癪が頻回に起こるケースについて

あろえです。 今回も読者さんのケースについて、引用し研究に基づいた考察等を行なっていきたいと思います。 知識や経験に基づいた私個人の意見も含まれていますので、意見を参考に実際の支援で活用していただければ幸いです。 それでは本文 あっくんママさ…

行動の機能 誘発される

以前の記事で行動の機能について触れていきましたが、一番重要な機能については触れていませんでした。 それは、誘発されるという行動の機能です。 何か問題行動が起きた時に、アセスメントする際、どうしても、理由が分からない場合がある時があったとしま…

癇癪をするにも理由がある

癇癪 どうでしょうか?ASDのお子さんでそのような行動はありますか? 理由が分からない どうすればいいか分からない 逆にこっちがイライラするといったように お子さんの癇癪が周りに与える影響は大きいものです では、この癇癪について、行動の機能やASDの…

困った行動に対しては機能を分析してみましょう

ASDの人は、様々な行動を起こします。 良い行動をすれば、悪い行動もします。 しかし、その悪い行動というのは、本当に悪い行動なのでしょうか?ASDのお子さん本人が悪いことだと思って起こしている行動なのでしょうか? 応用行動分析のなかで、 ABC行動分析…

トークンシンボルはいつ、どのようなタイミングで獲得するのか?

トークンシンボルはどういった場面で獲得すれば良いでしょうか? 基本的には、強化したい行動の直後にトークンシンボルを獲得してもらうように設定しています。 強化をする際に0.5秒ルールというものがあります。強化したい行動の直後で褒めることにより、そ…

トークンシステム→好子の獲得

トークンシステム、正式にはトークンエコノミーシステムといいますが、知っている方も多いと思います。 トークンシステムは、いわゆる、ご褒美システムみたいなものです。あらかじめ設定されたポイントを貯めることで、最終的には好子が手に入るということで…

好子の獲得

好子という言葉があります。 これは、行動のすぐ後に提示することによって、その行動が起こりやすくなる物を指します。 例えば、部屋の掃除をして、好きなお菓子がもらえるという設定にしたら、次は積極的に部屋の掃除をするようになっていくでしょう。 しか…

応用行動分析について知る

前回の記事では、TEACCHプログラムの書籍から、かいつまんで情報を発信していきました。 応用行動分析学についても、ぜひとも知っていただきたいので、登場させていきます。 TEACCHプログラムとでは、自閉スペクトラム症の人と関わる哲学や考え方ということ…