自閉スペクトラム症にまつわるエトセトラ

自閉スペクトラム症についての障害特性や支援に関する情報を発信していきます

癇癪が頻回に起こるケースについて

あろえです。 今回も読者さんのケースについて、引用し研究に基づいた考察等を行なっていきたいと思います。 知識や経験に基づいた私個人の意見も含まれていますので、意見を参考に実際の支援で活用していただければ幸いです。 それでは本文 あっくんママさ…

問題行動をなくす、という考えでは失敗しやすい

あろえです ASDのお子さんで問題行動が起こり、まず考えることは 「どうしたら、問題行動をなくせるのか?」 ではないでしょうか? しかし、その考えも必要ではありますが、ASDのお子さんと関わるうえで、もっと大事な考え方があります。 それは、望ましい行…

CMのフレーズを真似するのは、そのCMが好きだからではない

あろえです ASDのお子さんで、突然CMのフレーズをつぶやいたりするケースはありますか? また、こちらが話したことをすぐに繰り返して、話しをするという行動もありますよね? それら、おうむ返しのような反応をエコラリアと呼んでいます。 とくに、前者のよ…

特定の同級生と競うこだわりのケース②

あろえです。 前回の記事の続きです。 https://www.aroeasd.work/entry/2019/09/21/213432 こちらが前回の記事です。 その中で導き出された内容は 同級生は、娘さんのことは何も気にしていません。 しかし、相手の気持ちや状況を理解することが苦手なので、…

特定の同級生と競うこだわりのケース

あろえです。 今回は、ツイッターのフォロワーさんのASDのお子さんの日常ツイートについて、私なりの考えを書いていきます。 ASDの障害特性の観点から行動の機能を考察し、それに関する構造化のアイディア等について書いていきますが、あくまでも、私なりの…

多動のお子さんとの関わり方

私の事業所でも、多動で注意散漫、1対1の支援が必要なお子さんがいます。 おそらく、このような特性の強いお子さんは、たくさんいると思いますし、支援としても難しさがあるのではないでしょうか? 周りの状況にも関係なく、走り回る、様々な物に興味があっ…

トイレの機械がきっかけとなって、排尿が困難となるケースについての分析

あろえです。 今回は読者さんの実際のASDのお子さんの日常での例を見ながら、障害の特性についての考察等をしていきたいと思います。 研究に基づいた個人の意見となりますので、正解や不正解を求めるものではありませんが、こういった情報をきっかけに、より…

感覚の特異性2

https://www.aroeasd.work/entry/2019/09/19/143040 前回の続きです。 味覚刺激から説明します。 この部分は難しいですね。偏食について合わせて説明します。 ASDの人の偏食は、単純に好きだから嫌いだから、といった味覚刺激に影響されていることにプラスし…

行動の機能 誘発される

以前の記事で行動の機能について触れていきましたが、一番重要な機能については触れていませんでした。 それは、誘発されるという行動の機能です。 何か問題行動が起きた時に、アセスメントする際、どうしても、理由が分からない場合がある時があったとしま…

感覚の特異性って色々あって面白いが、どう向き合うべきか?

ASDの障害特性のなかで、感覚の特異性があります。 これは、感覚刺激が過敏だったり、逆に鈍感だったりする特性です。 感覚刺激とは5つあります。 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚 関わっているASDのお子さんで当てはまっているのはありますか? 例えば、 視覚…

受容コミュニケーションの特性

先ほどの記事では、受容コミュニケーションの特性について触れようと思いましたが、いつのまにか、ずれてしまいました。 受容コミュニケーションとは、相手からの情報をどのようにキャッチするのか、ということです。 ASDの人は視覚的な情報をキャッチしやす…

声掛けばかりの支援になってませんか?

私は放課後等デイサービスで働いていますが、日々支援をする上で注意していることがあります。 それは、声掛けだけの支援、声掛けだけで完結しないようにすることです。 家庭でも、ASDのお子さんと接するときに、声掛けというのはついついやってしまいますよ…

ASDの障害特性一覧と解説

こちらは非常に重要な項目となります。 ASDと言っていますが、発達障害全般的なことですし、強いて言うなら一般の定型発達の方にも、あてはまります。それら特性が強いか弱いか、それだけのことです。 大事なのは、これらの特性を把握し、そして、どのように…

癇癪をするにも理由がある

癇癪 どうでしょうか?ASDのお子さんでそのような行動はありますか? 理由が分からない どうすればいいか分からない 逆にこっちがイライラするといったように お子さんの癇癪が周りに与える影響は大きいものです では、この癇癪について、行動の機能やASDの…

困った行動に対しては機能を分析してみましょう

ASDの人は、様々な行動を起こします。 良い行動をすれば、悪い行動もします。 しかし、その悪い行動というのは、本当に悪い行動なのでしょうか?ASDのお子さん本人が悪いことだと思って起こしている行動なのでしょうか? 応用行動分析のなかで、 ABC行動分析…